海外からの使者!ツマアカスズメバチ
*ツマアカスズメバチ
ツマアカスズメバチは日本に元から生息していたハチではなく、外来種です。元々はインドネシアのジャワ島で、1836年に発見されました。
そこから、世界の各地へと広がっていったのです。韓国において発生した数は元からいた在来種のスズメバチ以上になり、生態系のバランスが崩れることとなりました。
性質については攻撃的なものと比較的穏やかなものがいて、日本で確認されているツマアカスズメバチは穏やかなものです。
巣や女王蜂については九州で福岡県のほか大分県や宮崎県、さらに山口県などでも確認されています。
2019年までに、長崎県の対馬市においては定着したということで確認されました。生態系へ及ぼす影響は、やはり心配されています。
ツマアカスズメバチはミツバチなども含む昆虫を主要な食料としているため、昆虫の数が減少し食物連鎖を崩してしまうといったことも考えられるのです。
体長は20ミリ前後であり体色が黒く、腹部に橙色の模様もあります。また、足は先端部が黄色です。
巣に関しては、六角形が連なった内側の形状について外からも見えるようになっています。これは、ミツバチの巣などと同様です。
外側には壁があり球状になっていて、高所に作られます。
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