▪️死亡件数が最も高い!オオスズメバチ
オオスズメバチの生態とは!?
3つの属、17の種類に分けられるスズメバチの中でオオスズメバチはもっとも大きなハチです。体長は、30ミリから40ミリ程度にまで成長します。
昨今、日本各地ではオオスズメバチによる被害が報告されている状況です。そのためオオスズメバチについて、危険であるという認識も広く持たれるようになりました。
噛む力がとても強いため、もしオオスズメバチに刺されてしまうとその痛みは強烈なものです。
春先、4月から5月頃から作られ始めるオオスズメバチの巣は個体が増加するにつれて大きくなっていきます。
成長したオオスズメバチに関しては、8月から9月にかけてがもっとも危険な時期です。10月以降になると冬へ近づく気象条件の変化などが要因となり、ハチたちも寿命を迎えます。
ただ新しい女王蜂は土の中などで冬を越し、また春になると同様のサイクルで繁殖していくのです。
オオスズメバチの巣は目立ちにくく、雨や風による影響も受けにくい場所に作られる傾向があります。
場所としては、自然界ですと土の中や樹木の内部に生じている空洞などが中心です。そのほか民家の天井裏、床下などに巣が作られるケースも多くなりました。
作られ始めたばかりの巣はフラスコのような形状であり、大きくなると球状になっていきます。六角形が連り、色合いは白系と茶色が混ざったマーブル模様です。
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