アシナガバチに見間違われる黒いヤツ!スズバチ
スズバチは北海道から本州、四国に九州と広く生息していてトックリバチなどといったドロバチの仲間です。毎年7月から9月にかけて、活動が活発になります。
体長は18ミリから30ミリ程度になり、体色は全体的に黒色で一部に橙色をした模様もあることが特徴です。胸の部分は、細長くなっています。
少し見ただけですと、オオスズメバチと見間違うかもしれません。
落ち着いて見れば、オオスズメバチはスズバチと比較して身体に黄色い部分が多いといったように判別することができます。
ただ実際にハチを見ると平常心を失ってしまいがちですから、要注意です。スズバチについては基本的におとなしいハチであり、毒性もそれほど強いものではありません。
「スズバチ」の名前は、巣の形状に由来するものとなっています。スズバチは泥から巣を作り、楕円形に固められたその形が鈴のように見えるのです。
中に入る幼虫のために、内側には5個から10個程度の仕切りが設けられます。大きさはスズメバチ、ミツバチのように大きなものではありません。
木の枝のほか建物の壁や天井裏、階段などにもスズバチの巣は作られるのですが小さいために見分けにくいものです。
住宅内で確認された場合は、泥によって建物が傷む可能性もありますから駆除することをおすすめします。
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