屋根裏に営巣のキイロスズメバチとの戦い

テイクケア

2015年10月21日 14:35

まずは写真をご覧下さい。



民家の中天井に営巣のキイロスズメバチ。
巣が2つあります。
左側が今年の、右側は以前使われていたもの。正直右側のは本当にすごく大きく、1000匹近くいたんじゃないかな?と思うサイズでした。
今年の左側の巣はバスケットボール1.5個分くらいのサイズ。
それでも十分過ぎるくらいの大きさ。
寝室の真上に営巣され、部屋にも進入してくるということで、駆除を依頼されました。
屋根裏から梁を伝って駆除作業を試み、何度も屋根裏に上がりましたが、足場が無く巣の手前6mまでしか行けません。
ロングポールで巣を破壊し、まずは成虫を退治。300匹近くいた成虫もまずは退治でき、女王蜂も巣内にいる時期なので一安心。巣は壊滅状態です。

しかし営巣場所は家の角部分。1mほど下がった場所にあり、梁の隙間から網を入れる事も出来ず、巣を撤去する方法が見つかりません。


蜂の出入口は屋根の梁の隙間から。
巣はこの梁のすぐ後ろに。
残念ながら、外壁を壊す以外に手立ては無く、依頼主さまも検討中。
テイクケアでは、できるだけ家の状態をそのままで駆除をしたいと思っており、外壁に穴を開けたり、むやみに梁を切ったりしないで駆除したいと思っています。

外から穴をガツンと開けて駆除したほうが何倍も楽です!でも、今晩もその家で過ごされる依頼主様達のことを考えると開けたくないです。
雨漏りします。他の虫も入って来ます。
ハクビシンとか住み着いちゃうかも。
今がピークの蜂駆除。
繁忙期が終わったら、リフォームアドバイザーの資格を取ろうと勉強中です。
こういったケースの場合、どこからなら最小限の穴あけで済むのか。
基本は屋根裏から。でも、仕方ない時は壁から。屋根から。

暑い中天井。キイロスズメバチとの戦いは主人が行いました。真下の寝室に蜂が隙間から出てこないように見張りながら、穴を埋めて待つ私は、上から聞こえるスプレーの音と蜂がブンブンバチバチ飛び回る音を聞いて、嫌な予感しかしませんでした。

結果、成虫の退治は完了。巣は破壊。
巣の撤去は外壁からしか出来ないため検討。

蜂の撤去に再度上がった主人は暑かった為、防具を脱いで行き、こっそり潜んでいたキイロスズメバチに刺されてしまいました!刺された体験談はまた後日。
その後彼はすぐ病院へ。

主人に変わり、中天井に行ってきました。閑散とした雰囲気。真っ暗でライトの光を頼りにまだ死に絶えていないキイロスズメバチを拾いお掃除。
もちろん防具着て行きましたので、刺される心配はないですが汗が滴り落ちます。
よくこの中で凶暴なキイロスズメバチと格闘したなと尊敬です!


巣の跡形もない。

さて。本日の蜂駆除はキイロスズメバチでも承ります。屋根裏?登ります。
そうそう連チャンでは来ないので大丈夫です。笑
屋根裏駆除をご希望の場合、事前調査の際に防具を着用して屋根裏を先に見てから道具など準備をして駆除に伺います。
その際に、室内への逃げ場は埋めるなど対策を致しますのでご安心下さい。


外壁の隙間は駆除作業後、ご希望の場合はパテ埋めも承ります。

駆除作業代金 30000円

2日に分けて作業。外壁修理時には無償出張します。


関連記事